便利屋を開業したら自由に働ける?開業後の休日や労働時間や現実を紹介

アイキャッチ 便利屋事業の将来性やお金について
便利屋の仕事はツライところを知りたい
便利屋はどのぐらい休める日のかを知りたい
便利屋開業した後の時間配分とは

今より理想の働き方を思い描く上で便利屋開業を目指す人が増えてきています。

その中でも便利屋は、スケジュールを自分で決められるので好きな時間に働けると言われます。

そうはいってもお客様相手の仕事なので、すべて思い通りにいきません。なぜなら、休日でもお客様からの連絡が来ることはよくあるからです。

せっかく便利屋開業したのに、理想と現実が違っていたら後悔だけが残るでしょう。

そこで今回は、便利屋開業後の労働時間や休日、仕事の楽しさを紹介します。便利屋の現実が知れるので開業後のイメージがつきますよ。

便利屋開業すれば自由に働ける?

自由になる

便利屋開業すれば個人経営になるため、会社員とは違い縛られない仕事スタイルになります。

営業時間がそのまま勤務時間になるので、業務内容によっては早く終わることもあるでしょう。

実際に、便利屋開業をした人の中には、働く時間を好きなようにコントロールしている人もいます。

便利屋開業をすれば拘束時間もなくなるため、自分の思い通りなスタイルで仕事ができるのです。

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便利屋の労働時間はまちまち

便利屋開業すると働き方が自由になりますが、労働時間にバラつきがでてしまうものです。

なぜなら、便利屋に寄せられる依頼はさまざまで、仕事内容や難易度、突発的な依頼などで思い通り作業が進まないことはよくあるからです。

実際に作業は順調でもお客様からの時間指定の兼ね合いで、夜に仕事をするケースもあります。

便利屋開業とはいえ、お客様の都合が優先になったり作業が進まなかったりなどするため、明確な労働時間はないと言っても良いでしょう。

便利屋開業後の休日は自由に休める?

便利屋開業すれば、仕事が暇なときや好きなときに休日が取れるメリットがあります。

実際に会社員とは違い、個人経営なら勤務時間や出勤日なども自分で決められるからです。

たとえば、来週の平日は子供との時間を作りたいので、仕事を入れないでおくこともできるでしょう

ただし、お客様からお仕事をもらう以上、休日に設定している日に突然依頼が入ることもあります。

その場合、心苦しいですが、お客様には丁重にお断りするなどの対応が必要となるものです。

休日は自分で決められるメリットがありますが、稼ぎにも影響するため状況によりけりと言えます。

便利屋開業後の残業時間は?

便利屋開業をしたら、残業時間が増えたり減ったりすることは一概には言えません。

なぜなら、勤務時間はお客様の都合次第になるため、会社員のように「定時」が決まっていないからです。

実際に、「夜に作業してほしい」といった依頼がくれば、それまでの間は待機する形になります。つまり、「17時以降はお仕事を受け付けていません」としない限りは就業時間は決まっていないのです。

もちろん「17時以降は仕事しない」とすれば、プライベートの時間は確保できますが、一方で受注件数が減ったり夜間にお願いできる業者にお客様が流れてしまったりするでしょう。

というわけで、便利屋開業したらまったく残業がなくなるといったことは、ケースバイケースとなるのです。

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便利屋開業後のスケジュールを紹介

便利屋開業したら、自分の好きな時間に働きたいといったことが理想だと思います。しかし、最初はほとんどの業務をご自身でこなすため、現実はそうもいかないかもしれないのです。

では、便利屋開業後のスケジュールの一例を見ていきましょう。あくまでも参考程度にご覧ください。

24時間制の場合

スケジュール

1日作業の場合

スケジュール

上記のスケジュールはあくまでも参考となります。

便利屋開業後によくあるツライこと

便利屋業務は多種多様で飽きることがない上、お客様から感謝の言葉をいただけるやりがいある仕事です。

しかし、いざ便利屋をやってみると、思い描いていたイメージとは違ったと感じる方もいます。

では、よくある便利屋開業後にツライ思うことを紹介していきます。

さまざまな種類の依頼が舞い込む

言わずもがな、便利屋として業務をしているとさまざまな仕事が舞い込みます。

「買い物をしてほしい」「庭の雑草を綺麗にしてほしい」など、簡単に終わるものだけではありません。

中には「スズメバチの巣を駆除してほしい」といった危険を伴う作業や、「動物の死体を処理してほしい」などの精神的に重荷になる仕事などさまざまです。

便利屋である以上、たくさんお仕事を請け負いたい気持ちが先行すると「何でもやります」とアピールしたくなります。

お客様は「自分ではできない」「自分でやるのはめんどくさい」といった気持ちから便利屋を利用します。

「雑用はしたくない」「精神的に仕事がキツイ」と感じる人は、便利屋業務はキツイと感じるかもしれません。

そのため、ある程度仕事のボーダーラインを引いておかないと、長続きできない可能性があるのです。

体力仕事が続くこともある

便利屋は体力を使う仕事も多いものです。
その理由として、引越しや家具移動、不用品回収などの仕事がたびたびあります。

実際、引越しシーズンにおいては、どこもかしこも引越し業者が手一杯になります。その際、便利屋に依頼がくることがあるのです。つまり、引越しシーズンは体力を使う仕事が連日続く可能性があります。

また、雑草が生えやすい夏においては、炎天下の中で草刈りをすることもあるでしょう。

このように体力的にハードな仕事をこなすことも便利屋の仕事なのです。

体力に自信がある方や、元々体を動かす仕事に就いていた方にはオススメの仕事になります。

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依頼によっては不規則な生活になる場合も

便利屋業務は、依頼内容によって生活が不規則になることもあります。

個人開業すると営業時間は自由に決められますが、深夜や早朝に依頼したいお客様も多いものです。

深夜早朝業務に対応したり、多くの依頼を受けたりする便利屋の中には、24時間体制で営業しているところもあります。

24時間体制でなくても、仕事量や作業する時間帯に影響されやすい仕事のため、生活が不規則になる可能性もあるのです。

作業時間が予定通りに進まない

作業時間が予定通りに進まないことも便利屋業務としてよくあることです。

特に不用品処分や遺品整理は、お客様の判断のもと処分するかしないかを判断するため、予定時間を大幅に超えることもあります。

思い出の品や手紙など、処分の判断が難しい品々が次々と出てくることもあるものです。

便利屋業はお客様の信頼から成り立っているといる仕事のため、そのようなときにイライラしたり時間を気にしたりするそぶりはNGです。

お客様をサポートすることや、ゆっくり判別してもらうよう日をあらためる提案をするのも良いでしょう。

早く終わると思っても案外時間がかかることはよくあるものです。特に、片付け依頼は予定時間を超えると思っていても良いでしょう。

休日に依頼が舞い込むこともある

休日は好きな時に休めると思って始めた便利屋でも、休みを設定していた日に急な依頼が舞い込むこともあります。

なぜなら、急なトラブルなどに対応できる便利屋は、お客様からすると頼もしい存在です。

実際に、休みの日に突然依頼が舞い込みスケジュール通りにいかないことはよくあります。

「便利屋開業したら好きな日に休める」といったイメージを持つ方が多いと思いますが、事実、開業当初は予定通り進まないこともあるでしょう。

しかしながら、理想の働き方を求めて便利屋業界に飛び込んだ以上プライベートの時間も大切にしたいものです。

休みの日に依頼が入ったら「申し訳ございません。その日は別件が入っておりまして…。他にご都合がよろしい日はございませんか?」など、仕事を断る勇気も必要となります。

最初はペースを掴みづらいと思いますが、理想とする働き方の意識を持ちながら業務に取り組むことが大切です。

便利屋開業の仕事を充実させるには?

 

スケジュール

理想の働き方を目指す手段として便利屋開業をする人が増えています。

しかし、上記で紹介したように、理想と現実の差を感じて便利屋を諦める人がいるのも事実です。

では、便利屋開業して仕事を充実させるには、どのようなことに気をつければよいのかを紹介します。

時間と経費、収入のバランスを把握しておく

便利屋開業した後に特に気をつけたいのが、作業時間と経費、収入のバランスを把握しておくことです。

好きなように働けるとはいえ、収入のことも考えないと生活に影響するからです。

実際、家具の組み立てや掃除、片付けや一般的なトラブルなどは、比較的短時間で終わることもあるでしょう

しかし、家のリフォームや庭全面の手入れなどは時間と手間がかかり、場合によっては専門業者との連携や特殊工具が必要になります。その場合、作業時間と経費、最終的な収入も計算しておく必要もあります。

なぜなら、便利屋はお手頃価格で作業を請け負うことが多いため、限られた予算内で最善のサービスを提供しなければいけないからです。

大きな案件を受ける際は依頼内容や難易度、特殊工具や外注費用などに注意する必要があります。

「時間をかけた割に収入にならない」といったことにならないためにも、時間と経費と収入のバランスには気をつけましょう。

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毎日違った現場や仕事内容を楽しむ

便利屋事業を充実させるには、仕事自体を楽しむことも大切です。

いつも同じ場所で同じ仕事をするのではなく、違った場所でさまざまな仕事をする便利屋は、気分転換にも勉強にもなりやりがいを感じるでしょう。

実際に、さまざまな仕事に触れているとお客様との出会いやスキルアップも感じるはずです。

すると、仕事の幅が広がったりお客様から別の仕事を任させたりなど、毎日が飽きのこない仕事になります。

体力的や精神的にツライこともありますが、便利屋事業はご自身の成長が収入に直結する仕事です。やりがいを持って取り組めば、毎日楽しく仕事に取り組めるでしょう。

お客様の喜びを大切にする

お客様からの喜びの声を大切にすることも便利屋業を充実させる秘訣です。

なぜなら、便利屋の最大の喜びはお客様から感謝されることだからです。

実際に、会社員で働いていると与えられた仕事をこなすのが当たり前のため、感謝の言葉をかけられることは比較的少ないと言えるでしょう。

便利屋はお客様の期待以上の仕事をしっかり提供すれば、心からの感謝の言葉をいただけます。

仕事に対するモチベーションにつなげることはもちろん、お客様から信頼をいただけると次々と仕事を任せてくれることもあるでしょう。

それほどお客様の喜びの声は非常に大切なのです。

スケジュール管理には気をつける

便利屋を長く続けるためには、スケジュール管理は必須と言えます。

なぜなら、仕事を受けすぎてキャパオーバーになったり、仕事が重なっていたり、お客様の都合でスケジュールが変わったりするからです。

実際に、約束の時間にお客様宅に訪問したら留守ということもあるものです。留守であればお客様に電話で確認を取ることや、依頼日の朝に連絡してから向かうのも良いでしょう。

その際、決して感情的にならないように注意してください。

さらには、依頼作業を完了させたら「次はこれもお願いできる?」といった急な仕事が発生する場合もあります。その際、次の予定時間を確認して作業ができるのであれば、引き受けても良いでしょう。

また、万が一のときのために次のお客様には、「申し訳ございません。予定より30分ほど遅れる可能性があります。ご都合よろしいでしょうか?」などの連絡を入れておきましょう。

どうしても次のお客様に迷惑がかかると判断したら「申し訳ございません。次のお客様の予定がございまして、すぐに予定を組み直し、日をあらためてもよろしいでしょうか?」と一言を添えることも忘れないでくださいね。

お仕事を追加されるのは嬉しいことですが、事前に予定が入っているお客様を優先しましょう。

このように、便利屋はスケジュール管理が大切になります。予定を確認できるスマートフォンやメモ書き等を常に携帯する意識をしてくださいね。

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便利屋開業後はプライベートを大切にしながら働きましょう

会社員から便利屋開業する人の多くは、便利屋事業に興味があることはもちろんですが、理想の働き方を目指す人が圧倒的に多いものです。

現実は、体力を使う仕事であったり常にスケジュール管理が必要であったりとツライ部分もあります。

しかし、今回の記事で便利屋の現実を事前に知っておくだけで、今後の考え方が固まってくるでしょう。

やりがいや楽しい仕事ではありますが、ツライことを乗り越えるにはお客様の喜びの声やスケジュール管理などが大切になります。

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