便利屋フランチャイズ運営で負担となるのが毎月支払うロイヤリティです。
便利屋フランチャイズとは、技術や集客ノウハウを伝授したり企業ブランドの貸し出しをしたりなど、開業初心者をサポートしてくれます。
そこで本記事では、大手便利屋フランチャイズの中から、毎月支払うロイヤリティ費用と金額一覧をランキング形式としてまとめました。
起業するには貴重なお金を支払うため、ただ安いだけではなく、各フランチャイズのメリット・デメリットといった評判も知っておきましょう。
大手便利屋フランチャイズの比較検討したい方は、ぜひ参考にどうぞ。
便利屋フランチャイズロイヤリティ一覧
便利屋お助け本舗 | 便利屋お助けマスター | 町の便利屋さんファミリー | クライアントパートナーズ | 便利屋家工房 | |
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ロイヤリティ(月額) | 52,380円 | 55,000円 | 55,000円 | 利益の30% | 44,000円 |
加盟金 | 99万5,238円 | 147万円 | 148万5,000円 | 300万円 | 410万円 |
上記のようにロイヤリティの金額がほぼ平均であるものの、加盟金で大きな差が出ていることがわかります。
以下ではロイヤリティや加盟金を含めた、便利屋フランチャイズに加盟する際にかかる費用を、金額順に紹介します。
52,830円/月【加盟金】
99万5,238円【研修期間】
3日間【特徴】
・業界大手
・24時間対応のサポートセンター完備
・約99万円から開業可能
【便利屋お助け本舗とは】
「業界大手」「低予算で開業可能」「研修は3日間」の3拍子揃っているのが便利屋お助け本舗です。
月々のロイヤリティは52,380円で、加盟金と合計しても約100万円以内に収まるため、とにかく低予算で早く開業したい方に選ばれています。
営業ノウハウや技術を学ぶ研修期間は、3日間といったスピード研修を組んでいるため、すぐに現場に出たい方にも向いているでしょう。
そのほか、万が一のことに備えた損害保険を完備していたり、営業時間外は本部が受付をしてくれたりなど、開業後のサポートも充実しています。
便利屋お助け本舗は、とにかく低予算で早く便利屋開業したい方に選ばれているフランチャイズと言えるでしょう。
【公式サイト】
便利屋お助け本舗>
55,000円/月【加盟金】
147万円【研修期間】
10日間【特徴】
・100項目以上の充実な研修内容
・本部からの案件紹介数月平均15件の実績
・便利屋業界初!オンライン買取査定がある
【便利屋お助けマスターとは】
2016年創業の便利屋お助けマスターは、現在も店舗数を伸ばし続けている勢いあるフランチャイズです。加盟した店舗の中には、月に40件を超えるお問い合わせがあるなど、集客にも強いフランチャイズでもあります。
毎月のロイヤリティは55,000円と平均的ではあるものの、加盟金は147万円で他社と比較してみると低い傾向にあります。また、独自の融資サポートがあるため、予算が足りない方でも資金相談が可能です。
その他、大きな特徴として10日間の充実した研修制度を設けています。
研修内容は、技術や営業ノウハウなどを含めるとおよそ100項目に及ぶ内容となっており、研修でしっかり学べるため、確かな技術を持って開業できるでしょう。
また、便利屋業務でよくある不用品買取においては、本部とオンラインでやりとりするオンライン買取サービスも展開。客先で買取相場がわからなくても本部に情報を送ることで、すぐに相場を教えてくれるため、買取価格に困ることもありません。
認知度も抜群でGoogle検索1位を取るなど、今最も勢いがあるフランチャイズと言えるでしょう。
【公式サイト】
便利屋お助けマスター>
関連記事:便利屋お助けマスターの魅力を紹介!フランチャイズ加盟で得られるメリットや実例も解説!
55,000円/月【加盟金】
148万5,000円【研修期間】
14日間【特徴】
・自己資金0円から開業可能
・便利屋業務に必要なツールが支給
・技術や経営などの研修内容が充実
【町の便利屋さんファミリーとは】
30年の実績ある便利屋フランチャイズといえば、町の便利屋さんファミリーです。
月のロイヤリティは55,000円で加盟金は148万円であるなど、費用面は平均的ですが開業資金が準備できない方にはフルローン制度も完備しています。
0円から開業できるため、「便利屋フランチャイズに加盟したいけれど予算がない」といった方には、魅力的なフランチャイズです。
創業から30年以上の実績と知識を兼ね備えているフランチャイズであるため、2週間に及ぶ研修期間では、技術から便利屋の経営方法まで学べます。
研修終了後はすぐにでも現場作業できるようツールの支給も費用に含まれているため、後々ご自身で買い揃えることなく業務スタートできます。
実績とノウハウがある便利屋フランチャイズをお探しの方は、町の便利屋さんファミリーを検討してみても良いかもしれません。
【公式サイト】
町の便利屋さんファミリー>
利益の30%/月【加盟金】
300万円【研修期間】
記載なし【特徴】
・女性スタッフ専用の便利屋
・テレビや雑誌などメディア掲載多数
・力仕事よりきめ細やかなサービス提供が得意
【クライアントパートナーズとは】
クライアントパートナーズとは、女性スタッフが活躍する女性のための便利屋フランチャイズです。
ロイヤリティは利益の30%になっており、加盟金は300万円と他社と比較すると高額な部類になります。
しかしながら、男性従業員のイメージがある便利屋業界において、女性スタッフ特有のきめ細やかなサービスを提供しているため、今もなおメディアから注目を集めています。
よくある依頼としては、家事代行や買い物、文章作成や高齢者との話し相手など、女性が得意とするきめ細やかな依頼がくるそうです。
便利屋業務は力仕事だけではなく、日常生活のフォローなど些細な気配りが喜ばれる仕事でもあります。そのため、男性作業員に抵抗感がある方や、女性のプライバシーを守りたい方などから支持を受けています。
女性スタッフ専用の便利屋は、固定客もつきやすくこれからの便利屋業界の先駆けとも言えるため、便利屋開業を検討している女性にとっては、クライアントパートナーズの加盟を検討してみても良いかもしれません。
【公式サイト】
クライアントパートナーズ>
44,000円/月(別途システム費用:11,000円/月)【加盟金】
407万3,000円【研修期間】
10日間【特徴】
・開業資金はローンに対応している
・バイク1台から開業可能
・店舗数が200件を超える大手企業
【便利屋家工房とは】
店舗数が200を超える大手便利屋企業となる便利屋家工房。知名度を持っている便利屋事業のため、確かな集客ノウハウを受けられるでしょう。
ロイヤリティは55,000円、開業資金は410万円と他社と比較するとかなり高額になります。
加盟金の内訳は以下のようになっております。
・商標使用許諾料(加盟金の一部)
・専用ホームページ作成
・1万部のチラシ印刷
・お礼状といったノベルティ費用
・研修費
・工具備品、ユニフォーム
・保証金
など、ありとあらゆる内容になっているため、フランチャイズに加盟してしっかり準備したい方に向いているでしょう。
開業後は本部のサポートを受けながら、実店舗不要でバイク1台から開業できるため、利益を最大限に引き伸ばすことも可能です。
加盟金は高額であるものの、フランチャイズオーナーの8割は融資を利用しており、手持ち資金に余裕がない方でも相談を受け付けています。
便利屋フランチャイズに加盟したとはいえ、事業は個人での運営となるため、ホームページ作成やチラシの制作など、プロの力を借りながらしっかり準備したい方は検討しても良いかもしれません。
【公式サイト】
便利屋家工房>
参考記事:【便利屋フランチャイズオススメ5選】必要資金やサポート体制を徹底比較!
便利屋フランチャイズ選びで失敗を避けるには目指す事業とサポート内容とのマッチング
どこの便利屋フランチャイズに入ろうかと検討していると、ついロイヤリティや加盟金といった投資金額を比較する傾向があります。
しかし、いくら安いフランチャイズに加盟したとはいえ、ご自身が思い描く便利屋事業とフランチャイズの意向が合わなければ、廃業に追い込まれるかもしれません。
便利屋フランチャイズに加盟する前に注意するべきポイントは以下の通りです。
便利屋フランチャイズに加盟する際に気をつけたいのが、フランチャイズ本部と価値観が合うかどうかです。
これから加盟者と本部の間では長期的なパートナー同士になるため、経営に対する価値観が合わなければ事業もうまくいかなくなります。
実際に、いくらロイヤリティが安いフランチャイズを選んだとしても、経営理念や事業の進め方が合わなければ、初期費用や開業にかかった時間などがすべて無駄になってしまいます。
気になる便利屋フランチャイズがあれば、必ず面談を受けて経営理念や事業開始後の進め方などを納得いくまで聞いておきましょう。
気になる便利屋フランチャイズがあれば、実際に加盟しているオーナーの声も聞いてみましょう。
便利屋フランチャイズへの加盟は大きな投資となり、勇気と決断が必要です。その前に、加盟しているオーナーの口コミを確認しておくのも良いでしょう。
実際に、加盟店の満足度や本部の支援力、店舗の収益性などの口コミはインターネット上では簡単に見つかることも多く、オーナーのリアルもわかります。
加盟オーナーに直接話を聞くのが一番ですが、難しい場合はネット上の口コミも参考程度に確認してみましょう。
便利屋フランチャイズの本部から情報収集も積極的に行ってください。
なぜなら、ネット上の口コミも大切ですが、ご自身の肌感覚で確かめることも大切だからです。
実際に、ネット上の口コミは個人の考えの可能性が高く、ご自身でホームページや説明会、加盟案内書などを確認すると見えなかった情報もわかってくるでしょう。
口コミでの”外側の意見”と、フランチャイズ本部が発信している”内側の意見”の2つを掛け合わせることで、あなた独自の判断がつきやすくなります。
便利屋フランチャイズ各社はサポート体制を整えていますが、すべてフランチャイズに任せるといった丸投げな姿勢は控えましょう。
便利屋フランチャイズは、看板を貸したり技術やノウハウを提供したりなど開業初心者をサポートしますが、プレイヤーとして舵を取るのはあなた自身となります。
つまり、事業を継続するための創意工夫は、オーナー自身に委ねられているのです。
ビジネスを進める上で、経営に対する悩みや困りごとなどもでてくるでしょう。その場合は早めに本部に相談することも大切です。
しかし、ビジネスは絶対的な成功方法は存在しないため、経営判断などをすべて本部に丸投げする姿勢ではうまくいきませんので注意してください。
便利屋フランチャイズに加盟するには、初期投資できる手持ち資金の確認もしておきましょう。
なぜなら、ロイヤリティが安いフランチャイズを選んだとしても、融資を受ければ返済にも追われる可能性があるためです。
実際に、ロイヤリティが月に5万円だったとしても、融資の返済が月々5万円であれば毎月10万円の出費が最低限かかります。
さらに、道具や洗剤といった消耗品の経費もかかるため、売り上げを得られなければフランチャイズに加盟し続けることも難しくなるでしょう。
そのため、初期投資でどのくらいの予算を投入できるのかなど、しっかり把握しておくことが後々のためにも大切です。
開業資金のすべてをローンでまかなえるプランもありますが、その分、毎月の返済額の把握と売り上げ目標をしっかり立てておく必要があります。
初期投資できる金額はどの程度準備できるのか。しっかり検討してから開業準備を進めましょう。
関連記事:【最新版】便利屋開業で失敗しないための資金調達方法7選!自己資金0円でも開業できる?
便利屋フランチャイズ選びはロイヤリティの安さのほかにサポート内容も確認しておく
便利屋フランチャイズのロイヤリティは各企業によって異なります。
ロイヤリティは、便利屋フランチャイズに加盟した時点で毎月かかる費用となるため、利益と支払いのシミュレーションもしておくと安心です。
また、加盟金は多額の費用となるため、手持ち資金で検討したり融資制度の有無も確認したりする必要があります。
ただし、ロイヤリティや加盟金のみで便利屋フランチャイズを選ぶと、肝心な事業運営に合わず廃業に追い込まれることもあるため、フランチャイズのサポート内容や本部の経営方針はしっかり確認することが重要です。
ぜひ、費用だけではなく、長期的に付き合うパートナーとしての視点も大切にしてください。
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